2009年11月20日金曜日

ベトナムで国際的低炭素社会の推進、「植林事業並びにバイオエタノールの検証」

 先月、植林事業(ナンヨウアブラギリ)並びにバイオエタノールの検証のために、ベトナムのアンジャン省トリント県並びにKanHoa省に、長期滞在に出向いた。滞在目的は、パイロット事業として1haの苗木の育成状況と、本格的な植林事業としてKanHoa省での苗木移植及び養生方法等の検証である。
 育成面積は、この3年間で1haから10haそして100haと予算範囲内で、順調にリスクヘッジされ本格的な植林事業が、着手されて行きそうである。それ以上の規模になると資金的にもショートする可能性もあり今後、種の収穫増量への是非及び運搬経費、移植面積の拡大調査、バイオエタノールとしての有効性の確認を行う。 地球温暖化対策における新規植林は、排出権のカウント方法(小規模CDM)に期待し、日本政府の1990年比較25%CO2削減に寄与することを、期待したい。来年2月の種の収穫量想定(10ha分)により、移植面積の拡大と個人投資家の公募を継続的に行う。国際的低炭素社会推進への第一歩を踏み出した。
写真は、アンジャン省トリント県での苗木の育成とKanHoa省での苗木状況である。


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