2010年8月13日金曜日

中国ビジネス視察と現状について

中国ビジネス視察と現状について


 7月10日~18日に北京経由から天津及び大連へのビジネス視察旅行に出かけた。

視察旅行の目的は、①北京~天津の中国新幹線と日本新幹線との比較検証、天津経済特区で、②天津設計事務所(設計部員120名の内新部署グリーン設計部)と日本CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)との技術交流会出席、③日本中小企業の環境技術の紹介、又大連では、④介護福祉施設への日本技術移転、⑤介護福祉教育施設、⑥日中韓合弁IT企業等の視察である。

①中国新幹線は、日本の安全システムの技術移転により、国内はもとより、品質とコスト面でブラジル、アメリカ等の新幹線事業の国際入札に意欲を見せている。
最高時速330km/hで振動も少なく、椅子の品質は少し劣るけれど、切符販売システム及び車椅子等井配慮したユニバーサルシステム、距離あたりの価格等を含めた総合評価から、中国に軍配を上げる。

②この設計事務所は、アメリカとの合弁会社で、CASBEE対応にグリーン設計部を、新たな組織として設け、環境配慮設計専門員としてアメリカ人2名を専任としてヘッドハンティングし、企画設計時のグリーン設計に力を入れている。

・ 日本式CASBEEの紹介

・ 設計としてのファシリティマネジメントの4つのツール

・ 予知保全システムZigBeeにおける、不動産投資分析ソフトの紹介

・ 某コンビ二100店舗並びに大型複合ビル改修工事の環境配慮設計について討議

③天津環保科有限公司(環境技術コンサルタント)との商品紹介

・ 緑化システム メンテナンス、日照時間が短い

・ アクアメイクをCDにて紹介 今後期待できるので営業展開を行う

・ ZigBeeによる予知保全システムをPCデモにより説明 2年前の天津省エネ法にもと基づく報告に市場性がある。 エネルギーの「見える化」・電力検針の無人化

・ エコパウダー 天津経済特区での海岸周辺地域汚泥浄化工法の見直しに、行政側を含めて施工者側にも興味のある商品で、アクアメイクの水質、エコパウダーの土質についての浄化環境ビジネスの営業展開を進めて行きたい。

④介護福祉施設の技術指導(上海老齢科学研究中心による基準を参考)

・ 良子養老院、千紅蓮、化工大連療養院

⑤介護福祉教育施設

・ 大連職業技術学院、華和科技(大連)有限公司