2013年10月12日土曜日

日本の電力事情

 日本の原子力発電の設備は、5,000万キロワットである。そして、企業が持っている自家発電の設備能力は、6,000万キロワットである。これは、東京電力1社分と同じぐらいの設備能力である。自家消費したり余った電力は、電力会社に売却している。

 千葉の製鉄は、粗鋼をつくる時に出るガスで、自家発電を行なっている。この電力は、必要電力の90%をまかなっている。山手線や中央線などは、自家発電で走行している。JR東日本は、電力の60%を自給している。

発電所で燃やすエネルギーを100%とすると、60%は廃熱となり、5%は送電中に失われ、35%がやっと電気として利用される。効率アップと節電で、日本の電力不足は、十分対応可能である。