2012年3月17日土曜日

環境負荷低減事業としてのLED照明器具

 LED照明器具の研究開発とマーケティンに、携わって1年以上が経過した。市場は既に価格競争に突入し、中国、韓国、台湾製品が反乱している。あまりにも多くのメーカに、商品選定するのに、大変苦労をしているのが現状である。商品の差別化が何なのかわからない状況で、使用チップの効率は、ますます上昇している。
先般、東京ビッグサイト展示場での使用チップは、最大で170lm/wのチップが使われ、「明るさ」と「演色性」を強みとする製品が発表されている。LED技術の日進月歩と陳腐化はいつまで続くのか誰もわからない。

①チップの効率性 ②電源の効率 ③拡散カバー ④その他(放熱設計)これらの相乗効果が、明るさと長寿命化の数値に表現される。一般人には、LED製品評価は、金額ではなかなか評価しずらい面がある。

コストパフォーマンスから製品の有効性評価は、大変難しくなり、2015年には有機ELによる照明器具がコスト面で、在来方法と差がなくなると想定されている。先日、パナソニックがLED仕様の評価JIS基準の一号として認証を受けた。
LEDとしての標準仕様は、まだ明確になされていない。

PSEも含めた日本仕様LEDは、高価格で流通され、メイドインジャパンの名のもとに、消費者無視の商品が流通されている。JAPANブランドだけでは世界には通用しないことを、日本メーカの開発者は理解しているのだろうか。